健康コラム38 「新型コロナ抗体検査キット <自宅で使えるセルフキットサービスがいよいよ登場>


38 「新型コロナ抗体検査キット <自宅で使えるセルフキットサービスがいよいよ登場>」 (2020.5.6)

目次
1、「新型コロナ抗体検査キット」サービスが日本でも始まった!
2、正式には「キット販売」ではなく、「オンライン健康相談サービス」の提供
3、「チェックツール」は、すでに「アメリカ」「中国」で承認されたキット
1、「新型コロナ抗体検査キット」サービスが日本でも始まった!

うつ割りあり女性用訪問アロママッサージ・ラクラス「新型コロナ」


今朝、いつも注目しているユーチューバーの最新動画を見ていたら、なんと「新型コロナ抗体検査キット」の実物を映し、

いわゆる「開封動画」のような形式で中身を開封し、実際に「キットを使用」するところまでの様子が映し出されていました!

びっくりして早速公式サイトをチェックし、ほかのYouTube動画が公開されていないかチェックしてみました。

サービス名は「チェクメド」といい、今回の新型感染症のために新しく設立された合同会社の「マサイメディカル」が運営しています。

箱のローマ字は「チェックメド」と読めますが、公式チャンネルの記者会見動画を確認したところ「チェクメド」というそうです。

(合)マサイメディカル公式サイト

「チェクメド」サービスの公式サイト

「YouTuber(横田)さんの実演動画」

運営会社の「合同会社マサイメディカル」は、医師、薬剤師、弁護士が新型コロナ対策のために新たに設立した会社です。

また上記「横田さん」の動画では、キットの使いかたを1回失敗していて、「うまく使うコツ」も解説されています。

2、正式には「キット販売」ではなく、「オンライン健康相談サービス」の提供

うつ割りあり女性用訪問アロママッサージ・ラクラス「オンライン相談」

横田さんの解説動画では「キットを買った」という表現がありますが、正しくはサービスの提供形態は「商品販売」ではなく、

「オンライン健康相談サービス」の提供で、そのサービス中で、「希望者全員」に「検査キット」を「無料」で「提供」する、という建前になっています。

これはカンタンにいうと、いわゆる「おとなの事情」による提供方法の工夫です。

まだ政府・厚労省のお墨付きがあるわけではないので、このような穏健な提供手法をとったのでしょう。設立メンバーに「弁護士」が入っているのも、このからみでしょう。

私は公式チャンネルの「記者会見動画」も見ましたが、再三にわたり「診断や治療の根拠となるようなキットではありません」との発言が強調されています。

これはある意味もっともな話しです。まだ政府や厚労省により、「検査精度」が正式に認められた「キット」ではないからです。ただすでに「アメリカ食品医薬品局(FDA)」では、承認されているキットです。

そのため、提供するサービはあくまで、「新型コロナに限定したオンライン健康相談」サービスというカタチをとり、そのサービスの中で「付随したツール」という位置づけになっています。

公式チャンネルの「記者会見」YouTube動画

実は、「ソフトバンク」も「楽天」も、医療機関向けではなく「一般企業向け」に抗体検査キットをすでに販売しており、「検査キット自体」は、薬事法や医師法の制限範囲外と思われますから、

「販売」しても違法ではないはずですが、諸般の状況を総合的に考慮して提供形態を決定したのだろうと思われます。

3、「チェックツール」は、すでに「アメリカ」「中国」で承認されたキット

うつ割りあり女性用訪問アロママッサージ・ラクラス「アメリカ食品医薬品局承認」


「チェクメド」で提供されるチェックツールは、すでに「アメリカ食品医薬品局(FDA)と、

中国の「国家食品薬品監督管理局(CFDA)」から認可を得ているキットで、中国「 Hangzhou Clongene Biotech社」が提供する「CLUNGENE 」というキットだそうです。

「検査精度」についても公式サイトに表示があります。

「チェクメド」サービスを利用すると、新型コロナの抗体検査キットが自宅に送られてきて、キットをつかえば「15分程度で抗体の有無」を確認できるとのことです。

ちなみに「下記の他社」サービスで、現在直接「個人向けに販売」されているツールは確認できませんでした。

・米「シミック」は、日本国内では「医療機関向け」。
・「ロシュ」もおなじ。
・「クラボウ・バイオメディカル部」も同じ。

皆さんの参考になれば幸いです。

今日もご覧いただきありがとうございます。

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