出張訪問アロママッサージ・リンパマッサージ川崎「ラクラス」

健康コラム/2 「去年の病気とセラピスト」

 

わたしは昨年(2018年)の春、「甲状腺ホルモン亢進症」と診断されました。さほど深刻な病気ではなく、いわゆる「生活の質が落ちる」タイプの病気なので薬を飲めば普通に・あるいは普通以上に元気に人生を送れる病気にすぎません。

 

その時「甲状腺ホルモンってなに?」と思ってWebで検索したとき、偶然「幸せホルモン」のキーワードに行き当たりました。最初は「どこかの焼肉屋さんの新メニューのこと?」とか、「新しいアニメ?」「目立つためのオーバーアクションキーワード?」などといぶかしく思いましたが、ちゃんと読んでみると、れっきとした脳科学にもとづく「体内ホルモン・脳内物質」のことでした。

 

だいぶ知られてきていると思いますが、代表的な物質(体内で合成され分泌される物質)は、「セロトニン」「オキシトシン」「エンドルフィン」「ドーパミン」かと思います。(ドーパミンを含めるかどうかは研究者によるかもしれません・・・。ドーパミンは「達成感」の脳内物質ですが、「自己満足」「うぬぼれ屋さん」の脳内物質でもあります(東日本国際大学教授・脳科学者中野信子氏)。健康効果があるのかどうか・・・。)

 

セロトニンはだいぶ一般的になってきていると思いますが、「安心感」をもたらす体内ホルモンとされています(東日本国際大学教授・脳科学者中野信子氏ほか)。それとともに血流を良くし、免疫力を高め、うつ症状をやわらげ、イライラ防止、消化吸収機能向上、美肌効果、月経安定などの健康効果があるとされています。

 

オキシトシンは別名「愛情ホルモン」「お母さんホルモン」「思いやりホルモン」「抱擁(ほうよう)ホルモン」「信頼ホルモン」「やさしさホルモン」「感謝ホルモン」などと呼ばれ、じんつう促進薬としても用いられるそうです(桜美林大学教授山口創著「人は皮膚から癒される」(2016.11))。

 

健康効果はセロトニンとよく似ていて、元デューク大学教授・元ウィスコンシン医科大学教授の高橋徳氏によれば、「セロトニンとオキシトシンは相互に密接な関係にあるが、具体的な解明には至っていない(2016年「オキシトシン健康法」)」とのことです。余談ですが、わたしはこれを見て「マクロファージ(免疫細胞のひとつ)」が血管内にある時は「単球」と呼ばれ「血管の外にある時だけマクロファージ」と呼ばれることを思い出します。

 

セロトニンはいろいろな行為で分泌されるようですが、オキシトシンとともにスキンシップで分泌されることも確認されているそうです。

 

「エンドルフィン」はおもに性的スキンシップにより分泌され「しあわせな感覚」を作り出す物質だそうです。またここ数日の嫌な記憶を薄れさせ「また明日からも頑張ろう」という前向きな気持ちがわいてきます。前出の高橋先生も「老いも若きも愛の営みに励みなさい」と記しています。

 

これらの幸福ホルモンのことを知ったとき、わたしは初めてオイルマッサージの「健康にいい根拠を確信した」気がしました!

 

今まではなんとなく気持ちがいいし健康効果もある気がしてはいましたが、筋肉やツボを押して血流を良くしたり、筋肉にたまった疲労物質「乳酸」を押し出すわけでもなく、「どういう理屈で健康効果が得られるのだろう?」と疑問に思っていたのですが、これらが脳内物質である幸福ホルモンたちによりもたらされる医学的効果であることを確信したことで、アロマセラピスト・リンパボディーケアセラピストになろうと決心したのでした。

 

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