健康コラム35「若返りはカンタン」 「マイオカイン」と「若返り筋トレ」

35 「若返りはカンタン」「マイオカイン」と「若返り筋トレ」 (2020.4.14)

1、「若返り」というワードがあてはまる年代と、「健康管理の問題」で考えるべき年代。

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人はある程度の若返りは比較的カンタンにできます。年齢によっては「若さを維持する」という言い方のほうが、的を射たいい方かもしれません。

もちろん、まだ20代の成長が止まっていない人が、「10代の頃の若い肌」に若返りたいとか、まだ30代で内臓も筋肉もしっかりしていて、カラダが完成したばかりの年頃の人については

「若返り」ということはあまり期待はしないでください(^^)。「現在の健康な状態を維持できる」という効果だけになります。でも十分ですよねw。

若い方の「お肌の悩み」などは、若返りの問題というよりも、むしろ、「健康管理」の問題です。

「睡眠不足」「腸内環境悪化による便秘」「メンタルコントロールミステイクによるストレス」「ジャンキーな食事」による「栄養管理怠慢」です。これらは自己管理をしっかりとする努力を考えましょう。
ですからこの記事の内容で比較的充実した効果が期待できる年代のかたは、40代以降の壮年期、中高年、高齢者の世代の人だと考えてください。

2、「お肌」「血管」「内臓」のいずにも、筋肉からでる「若返りホルモン」が効果を発揮する。

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歩いたり、筋肉をきたえたりすると「若返りホルモン」「前向きホルモン」「元気ホルモン」「記憶力アップホルモン」ともいわれる「テストステロン」という体内ホルモンが分泌されます。

また骨に振動が伝わったときは、「アディポネクチン」という体内ホルモンがでます。(「病気の9割は歩くだけで治る! PART2」/長尾 和宏 (著))

毎日きちんとしたトレーニングができる恵まれた環境があればいいのですが、忙しく働いている一般的社会人には難しい話しです。

そこでわたしがいつもやっている「カンタンに隙間時間でできる」ホルモン分泌法をご紹介します。

(1)信号まちでもできる、エレベータまち、電車待ち、レジまちでもできる
① 「かかとの上げ下げ運動」・・・コンビニのレジまちなんかでよくやります。
②「 おなかひっこめ運動」・・・運転中でも、どんなスキマまちでもできます。

③「 ひざうえ筋肉しゅうしゅく運動」・・・これもまわりにほとど気づかれないので、いつでもこっそりできます。

④ 「スロースクワット」・・・これがいちばん健康効果が期待できるかと思います。屋内でもできますが、しっかりとやるとかなりの運動になりますから、汗もじっとりかくので、場所や時間を選ぶトレーニングです。

⑤「散歩」・・・これはメンタルの健康を維持するためにも必須です。

わたしの親友はひきこもりで、久しぶりに会ったとき本当に老けていました。

おたがいが並んで、道ばたのお店のサッシュに姿がうつったときなど、本当にハッキリと目の当たりにしてしまいます。

実際にちょこちょこスキマ時間で筋肉を動かしていると、散歩のときの歩行速度もあがるし、ときには「かるく走ってみようかな」と思って、実際に少し走ったりします。

顔の血色もいいです。スキマ時間でちょこっと筋トレはとてもオススメです。

3、「若返り」「脳」にも、「マイオカイン」が効果を発揮する。

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「マイオカイン」とは、筋肉を動かし、鍛えることで分泌される、複数の有益ホルモン・有益物質の総称です。

代表的なものは、「テストステロン」「アディポネクチン」などの体内ホルモン、「ミオスタチン」「IL-6」「イリシン」「スパーク」などのタンパク質がありますが、とても沢山の種類があります。

2016年だけで世界で「100本以上の論文」が発表され、現在もまだ新しい研究がなされている状態です。

たとえば「がんの増殖が抑えられた」、「うつ症状の改善に効果があらわれた」「記憶力が高まる可能性がある」などいろいろな健康効果の論文が出されています。

それらが整理され、学会で正式に承認されて、正式な学術的出版物となるまでには、まだしばらく時間がかかるでしょう。

わたしはカラダを動かす仕事がしたいと思い、ここ数年配送の仕事をメインにしていますが、荷物の積み下ろしでいつも軽くカラダを動かしているので、メンタル的にも肉体的にも、とてもいい状態で日々をすごしています。

またセラピストの仕事では脚をふんばったり、腕と背筋をつかって、チカラが加わるよう施術したりしますから、筋肉はいつもきたえている状態です。

筋肉を使わない生活パターンのかたは、意識して筋肉を使うようにしましょう。

(原稿作成日 2020.4.14)

今日もご覧いただきありがとうございます。
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