「なぜプログラミング授業が必修になるのか?小学校も中学校も」 (2020.1.12 20.1.13 /15 /20更新)
今年度から小学校でプログラミング授業が必修になります。大人からするとかなり意外に思うのですが、その理由をカンタンに説明したいと思います。
もう薄々感じている方も多いと思いますが、今の世の中は産業革命時代にも匹敵するほどの大変革期にさしかかっています。
AIとロボット、自動運転とドローンによって今の小学生が大人になる10年から20年後には多くの職業がなくなりはじめます。
わたしも大手電鉄の物流子会社でパートナー社員として働いていますが、うちのセンターにも正社員向けに「会社全額負担の通信講座の案内」というポスターが貼りだされました。
ご存知のように今年から通信環境がいよいよ「第5世代.5G」になり、世の中の自動化が急速に進みはじめるからです。
最終的な第5世代の通信速度は今のスピードの10倍、たとえば二時間の映画のダウンロードがわずか3秒ほどしかかからないと言われています。
もう実証実験がはじまっているコンビニの完全無人化に象徴されるように、スーパーのレジうちや品だしスタッフは早い段階で激減するでしょう。
たとえばイオングループはつい先日23年ぶりに社長が交代し、世界的ライバルのウォルマートやAmazon に競り負けないようにしなければならないという意気込みのようですから、はやい段階から導入するでしょう。
時間的なイメージは既存店の改装であればざっくり「この先2年くらいで一号店」、建て替えや新築ということになると「ざっくり5年くらい」でしょうか。
もう何年も前から「Amazon」の配送センターで稼働している「物流ロボットのシステム」をほんの少し改良してあげるだけでカンタン実現できる話しです。
ただし地方都市の大規模スーパーでは開業時の条件で「一定の雇用の維持」を義務づけられていると思うので当分ないでしょうし、だれしも「雇用しないスーパーでは買い物はしたくない」でしょうからまだまだ先でしょう。
それから吉野家のようなすでに口頭注文ではなく券売機で精算し、しかも店員とお客の会話コミにケーションのない「最低限のサービスしかしない」という業態でも早い段階から全自動化が進むでしょう。
バスの自動運転だけでなく、飛行機の運行もAI とロボットの自動化に比較的向いているようです。ちょっと意外ですがパイロットも早い段階から減っていく職業と予想されています。
もちろん工場でも単純労働しかしないスタッフは早い段階から職を失うでしょう。
じつは足元でもすでに5Gがらみの設備投資はどんどん増えていて、最新の「機械受注統計」では5Gがらみで前の年より6%も発注が伸びています。
しかし、労働力を減らす分、当然店内のシステムやロボット・AIがどんどん増え続けるわけです。
その開発や設計、現場での保守や不具合を修正しなければならないのが、「プログラマー」だったり「ITエンジニア」だったりするわけです。
なのでこういう職業の人はリストラされないどころか、どんどん不足して行きます。
政府の予想でもプログラマーやIT エンジニアは2025年ころから「急速に不足する」と予想されています。
そのため「カラダを動かして働く人」よりも、「機械に働かせるシステムをつくる人」のほうが断然不足してしまうわけです。
こんな状況が目の前にさし迫っているため、小学生のうちからプログラムというものになれてもらい、「プログラミング的思考」というものを身に付けはじめてもらおう、というのが必修化の理由なのです。
文部科学省の文書を見てみると、小学校でマスターしてもらおうとは考えていないようで、「あくまでもなれてもらおう」というだけの目的のようです。
なぜならさらに2021年から中学校でも必修化され、高校でも必修とすることになっているので「その後も継続的な必修科目」とするからです。
でも最近は、ロボットを動かし「楽しく遊びながら」おぼえる子供用教室や、「ディズニー映画の世界」に入って「ゲームしながら楽しくおぼえる」ツールなど、「楽しく!」がテーマのものが多くありますから、こどもも「あそび感覚」からていこうなく入れるでしょう。
「リタリコ・ワンダー公式サイト」
「テクノロジア魔法学校」公式サイト
サイバーエージェントが運営する 小学生向けプログラミング教室【テックキッズスクール】
今後はさらに5GによりすでにあるEスポーツももっとさかんになるでしょうし、オンラインゲームももっと進化するでしょう。
ゲームセンターももっと進化し、仮想現実や複合現実のマシーンが中心的な存在になるでしょう。
AR(拡張現実)やMR(複合現実)という技術も、その「コンテンツの中身」が重要になってくるのですが、これらの開発を手がける「ゲームクリエイター」とかコンテンツの「ITデザイナー」という職業の人も、結局プログラミングの技術を使ってコンテンツを作っていくわけです。
今年の年末か来年には、「しょうらいの夢は?」と聞かれた小学生から、「えーとねー、カリスマゲームクリエイターになってがっぽりかせぐ♪」なんて返事がかえってくるんでしょうね。
「流行語大賞」でも、「カリスマEスポーツクリエイター」とか「カリスマVRデザイナー」なんて用語がきかれるようになるでしょう。
「修得すべきなのは子供たちだけではない」
もう、うすうす勘づいているかたも多いかもしれませんが、実はプログラミングを学ばなければならないのは、子供たちだけではありません。
むしろ、この先まだ30年も40年も現役で働かなければならない、すでに社会にデビューしている「若い社会人」こそ、「早急に」プログラミングの知識を身につけていくべきなのです。
わたしたちは実際に街でその光景を目にしないと、ついつい「まだどうせ先の話しだから・・・」と目をそむけようとします。これは人も動物である以上、ある意味自然な心理反応です。
でもある程度の知識を身につけるためには「数年単位の時間」というものが必要ですよね。
実際にその光景を身近で目の当たりにしてからでは、「すぐ身につける」なんてことは不可能なわけです。
わたしはすでに50代の後半ですが、20代・30代のかた、40代のかたも今後の社会の大変化を考えると、プログラミング知識を身につけるべきだと強く感じます・・。
ここ15年ほどのビジネス環境の変化や世の中の移り変わりは非常にスピードアップしていて、わたしの若いころからの経験値を基準にしていると「あまりにも速すぎるよー!」という感覚です。
でも「本気になったウサギさんは決して待っててくれないんだね・・・」という感じです。
「変化に対応しなければならない」、「人のペースにあわせざるを得ない」というのはだれにでもストレスですしけっこう大変なものですが、お互い「自分も変わりながら頑張っていく」しかありませんね!
「プログラミング知識が『必須』になる理由」
今の流れはおよそ20年前の「Windows」の光景とよく似ています。
その頃はまだPCを使えなくても仕事はできました。「おれは絶対にパソコンなんて覚えないよ!」と豪語していた人もいましたよね。
でも、いまのビジネスマン・OLでWindowsを使えない人がいるでしょうか?いませんよね。建築現場の現場監督ですらも当たり前に使う時代です。
PCを使えない人はiPhoneしかもたない人もいます。でもそれだけではやれる仕事、つける職業は限られますよね・・・。
生活はできるでしょうが、高所得はちょっと難しいでしょう。
まぁiPhoneしかつかえなくても、お笑い芸人や芸能人、プロスポーツ選手のように一芸に秀でたものを生かして稼ぐか、「まだいまなら」、顔だし専業YouTuberとして高所得は取れるかもしれません。
でもそれらは安定して長期間にわたり稼ぎを継続することは難しいでしょう・・。YouTuberで高所得をかせげるのも、「一芸がない限り」賞味期限10年以上は難しいでしょう・・。
また、会社によっては「Googleドライブ」しか使用せず、「Microsoft office」がいっさい入っていないPCしかないという会社もふえています。
それのみならず、TwitterやInstagram、Facebook、lineの使い方や特徴、メリット・デメリットくらいは最低限知っていて当たり前の時代です。
ましてや、「YouTubeはおふざけ動画やエンタメ動画しかないんでしょ?」と言うようなビジネスマンは、今の世の中でもすでに怪しいですよね。
ちなみに私は「Web作成ソフトの使い方」に始まり、「スマホ決済アプリの使い方」、「Googleドライブ」をはじめとした先に書いたツールの使い方は、すべて「YouTube」で教えてもらいました。全部この1年ほどの出来事です。
つまりこれからの社会ではWindowsが使えて当たり前なのと同じように「プログラミング知識があって当たり前」という時代になっていくのです。
でもおっくうに思う必要も、心配する必要もまったくありません。「動画」をみていさえすれば分厚いテキストなんてまったく読む必要がなく、あんちょくに身につけることができるんです。 動画をみれば学べるサービス
わたしの資格試験勉強での失敗談
「大手企業が黒字なのにリストラする理由もここにある」
最近の大手企業は「黒字なのにリストラしている」と一部のYouTuberをはじめ一部で批判されていますが(19年中の黒字大手企業のリストラ9,100人/日経)、まずは批判することよりその「理由を理解」して「自分の将来に生かす」ことを考えるべきだと思います。
いま、おもに使われている「リストラ」という言葉は「人員整理・人員削減」と同義語で使われていますが、本来は少し意味が違います。
じつは「リストラ」には「まえむきのリストラ」と「うしろむきのリストラ」があります。
「リストラ」は、本来は「リストラクチャリング」のことで、「再構築・最配置」を意味し、「資産」や「人材」をより「効率よく配置しなおそう」という企業の「血流改善行動のひとつ」なのです。
「まえむきのリストラ」の場合には、「リストラクチャリング」という言葉をつかうほうが一般的です。前向きにもかかわらず「リストラ」と表記してしまうので誤解をうむのです。
会社だって「ぼーッ」としていると血流が悪くなり、世界競争力が落ちてしまいます。ばあいによっては国営放送局某番組の「5才のニューハーフ」に「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と怒鳴られかねません(笑)。
これらの企業の狙いは「よりデジタル世界に秀でた人材」や「若い社員」に「より多くの所得を配分したい」ということなのです(日経)。「若い世代」に「より多くの所得を配分」しようとするのは個人的に大賛成です。
どの会社にも「あのおおメシぐらいの無能部長、はやく辞めてくれよ」って思う管理職、いますよね!
今後、AIを中心とした本格的なデジタル社会への移行(「デジタル・トランス・フォーメーション」)に遅れなく対処していくためには、「東京2020」をひかえ、かつ「あしもとの業績もいい今」が最大のチャンスなのです。
おそらくほとんどの人が、「自分の会社が『第二の東芝』『第二のシャープ』になる」ことは望まないでしょう・・。
業績が赤字でもないのに辞めてもらうためには、かなりの処遇や好条件を用意する必要があります。また、そうしなければ基準法上も認められないでしょう。
だからこそ「黒字の今」でなければできないのです。
企業側にとってもかなり大きな「出血を伴う」はずですから、「株主のスムーズな同意」を得るためにも「業績のいい今」しかないのです。
さらに、今年はアメリカ大統領選挙があります。
じつは「大統領選挙のある年は米国株価は必ず上がる」というジンクスがあります。
金融界をかじった経験のある人間にとっては常識なので、日本の株式市場の先行き感にも安心感があり、「なおさら株主の同意を取りつけやすい」という背景があるのです。
ここ十年ほどのあいだに「企業コンプライアンス」「株主重視」のコンプライアンス概念も急速に上がりましたしね・・。
一見、「なんで黒字なのに・・」と意外に思うかもしれませんが、冷静に理由を考えてみれば企業側の判断はまともな脳みその思考により出てきたものだし、むしろ「英断」だと納得できますよね。
「相手の立場になって物事を考える習慣」が身についている人なら、比較的カンタンに理解できる内容ですね。
実は、日本の国際優良企業は以前はかなりゆとりがありました。たとえば20年ほど前は「Google」も「Facebook」も産声を上げたばかりで、まだ脅威に感じるレベルではありませんでした。
すでに「Amazon」は頭角をあらわしていましたが、基本「ちょっと優秀な本屋さん」にすぎませんでした。当時のサイトデザインはいまとくらべるととても単純なものでした。
もちろん「ベンツ」や「ワーゲン」はその頃から元気でしたが、「トヨタ」「日産」は勝てたんですね。「GM」や「クライスラー」なんて今では見る影もありません。
つまり昔は戦わなければならない相手はほとんど見当たらなかったのです。
でも今は違います。Google・Amazonをはじめとする「GAFA」はもちろんのこと、中国の「Huawei」や「haia-ru」とも戦わなければならないのです。
ではGooglもAmazonもどのようにして、わずか20年ほどのあいだに「世界を牛耳る」とまでいわれるような巨大企業になったのでしょう?
やはり「プログラミング」ですよね。ひとつではないけど、もっとも根本的な要因はやはり、「スーパープログラミングスキル」を生かした「スーパーシステム開発能力」というべきでしょうね。
中国でも同じことがおこりましたよね・・。実は日本の「ハイスピードポケットWi-Fi」は現行型はすべて、大手キャリア・UQWiMAXとも「Huawei」製品です。
ただ大手キャリア4社は「「Huawei」は今後採用しない」旨を表明しており今後順次、製品の採用メーカーは入れ替わっていくはずです。事実、「UQWiMAX」の一部製品で「New」のマーク付き商品に「NECプラットフォームズ株式会社」製品が1月20日ころ追加されたのを確認しました。
世の中がPC社会に変わり始めた20年前、ほとんどの人がまさか中国であれだけの世界的な優良企業が育つとは思っていませんでした。
なぜなら、当時の中国は今の北朝鮮とほとんど同じような政治体制だったからです。「世界的企業なんて育つはずがない」とタカをくくっていたのです。
「まとめ」
べんきょうのコツは「無理なくできる時間だけやる」ことから始めることです。
慣れないことをいきなり沢山やろうとしても誰でもココロが折れます。
ちなみにわたしも「勉強」はキライです。なので「勉強」とはいわず「自分のアップデート」と思うようにしています。
みなさんも、たとえば「よりおいしいスイーツの最新情報」などは日々アップデートしますよね。「よりカンタンな家事のやり方」なんかも、情報が目にとまればアップデートするでしょ?!
それとなんら変わりません。人は毎日「自分をアップデート」して生きていく動物なのです。
具体的なやり方は、なんとなくTVをみている時間を30分だけ「動画をみる時間」に入れかえて、徐々に慣れていくだけです。
続けられるコツは「カンタンにできる方法」を選択し、できれば「楽しいもの」「苦にならないもの」を見つけることです。
いくつか楽しくつづけられそうなサイトをあげてみます。
■ 「動画で気軽に」みるタイプのサイト 「スキルハックス」公式サイト
■ ビデオチャットで「二人だけで楽しく会話しながら」すすめるタイプもありますよ。
楽しそうです(^^♪。 「CodeCamp(コードキャンプ)」公式サイト
■ 「少人数で和気あいあいと」スクールに通うタイプ。共通の問題を共有する「仲間との交流」もできる! 「Code Village(コードビレッジ)」公式サイト
ちなみに多くの重要な情報が日々流れている現代では「TVの情報だけ」に頼って生きている人は取り残されると思います。
朝の「ワイドショー」や夕方のニュース番組を見ても、「どーでもいいですよー♪」とつぶやきたくなる内容が多すぎます。
たとえば、すでにひと段落しましたが沢尻エリカの「違法薬物事件」にあんなに長い時間を使われるとへきえきして、すぐChをかえたくなります(ホントは好きな芸能人ですが)。
地方都市の「火事」の報道・交通事故の報道もほとんど要らない情報です。
また以前はトランプ氏が映るとストレスになるのですぐChを替えました。今さら泣きついてくる「隣の国の今の大統領」のニュースも同じです。
そんなどうでもいいことに時間をうばわれているあいだにも、もっとあなたに大事な情報が、日々どんどん増えているのです。それが「流れが早すぎる現代」というものなのです。
ちょっと横道にそれましたが、私自身も、「人生100年時代」なんておどされて「一体いつまで勉強しなきゃいけないんだヨ!」と、
ついついグチも出ちゃうのですが、まぁ「動画みてひまつぶし」すると思って、そこはとりあえずスルーしましょう。
そんなわけで、わたしにも、あなたにも、カンタンに「できるんデス!」!
さぁ今日から一緒に始めましょう! 「Yes We Can !」 (なつかしい!)
みなさんの参考になれば幸いです。
今日もご覧いただきありがとうございます。
今年度から小学校でプログラミング授業が必修になります。大人からするとかなり意外に思うのですが、その理由をカンタンに説明したいと思います。
もう薄々感じている方も多いと思いますが、今の世の中は産業革命時代にも匹敵するほどの大変革期にさしかかっています。
AIとロボット、自動運転とドローンによって今の小学生が大人になる10年から20年後には多くの職業がなくなりはじめます。
わたしも大手電鉄の物流子会社でパートナー社員として働いていますが、うちのセンターにも正社員向けに「会社全額負担の通信講座の案内」というポスターが貼りだされました。
ご存知のように今年から通信環境がいよいよ「第5世代.5G」になり、世の中の自動化が急速に進みはじめるからです。
最終的な第5世代の通信速度は今のスピードの10倍、たとえば二時間の映画のダウンロードがわずか3秒ほどしかかからないと言われています。
もう実証実験がはじまっているコンビニの完全無人化に象徴されるように、スーパーのレジうちや品だしスタッフは早い段階で激減するでしょう。
たとえばイオングループはつい先日23年ぶりに社長が交代し、世界的ライバルのウォルマートやAmazon に競り負けないようにしなければならないという意気込みのようですから、はやい段階から導入するでしょう。
時間的なイメージは既存店の改装であればざっくり「この先2年くらいで一号店」、建て替えや新築ということになると「ざっくり5年くらい」でしょうか。
もう何年も前から「Amazon」の配送センターで稼働している「物流ロボットのシステム」をほんの少し改良してあげるだけでカンタン実現できる話しです。
ただし地方都市の大規模スーパーでは開業時の条件で「一定の雇用の維持」を義務づけられていると思うので当分ないでしょうし、だれしも「雇用しないスーパーでは買い物はしたくない」でしょうからまだまだ先でしょう。
それから吉野家のようなすでに口頭注文ではなく券売機で精算し、しかも店員とお客の会話コミにケーションのない「最低限のサービスしかしない」という業態でも早い段階から全自動化が進むでしょう。
バスの自動運転だけでなく、飛行機の運行もAI とロボットの自動化に比較的向いているようです。ちょっと意外ですがパイロットも早い段階から減っていく職業と予想されています。
もちろん工場でも単純労働しかしないスタッフは早い段階から職を失うでしょう。
じつは足元でもすでに5Gがらみの設備投資はどんどん増えていて、最新の「機械受注統計」では5Gがらみで前の年より6%も発注が伸びています。
しかし、労働力を減らす分、当然店内のシステムやロボット・AIがどんどん増え続けるわけです。
その開発や設計、現場での保守や不具合を修正しなければならないのが、「プログラマー」だったり「ITエンジニア」だったりするわけです。
なのでこういう職業の人はリストラされないどころか、どんどん不足して行きます。
政府の予想でもプログラマーやIT エンジニアは2025年ころから「急速に不足する」と予想されています。
そのため「カラダを動かして働く人」よりも、「機械に働かせるシステムをつくる人」のほうが断然不足してしまうわけです。
こんな状況が目の前にさし迫っているため、小学生のうちからプログラムというものになれてもらい、「プログラミング的思考」というものを身に付けはじめてもらおう、というのが必修化の理由なのです。
文部科学省の文書を見てみると、小学校でマスターしてもらおうとは考えていないようで、「あくまでもなれてもらおう」というだけの目的のようです。
なぜならさらに2021年から中学校でも必修化され、高校でも必修とすることになっているので「その後も継続的な必修科目」とするからです。
でも最近は、ロボットを動かし「楽しく遊びながら」おぼえる子供用教室や、「ディズニー映画の世界」に入って「ゲームしながら楽しくおぼえる」ツールなど、「楽しく!」がテーマのものが多くありますから、こどもも「あそび感覚」からていこうなく入れるでしょう。
「リタリコ・ワンダー公式サイト」
「テクノロジア魔法学校」公式サイト
サイバーエージェントが運営する 小学生向けプログラミング教室【テックキッズスクール】
今後はさらに5GによりすでにあるEスポーツももっとさかんになるでしょうし、オンラインゲームももっと進化するでしょう。
ゲームセンターももっと進化し、仮想現実や複合現実のマシーンが中心的な存在になるでしょう。
AR(拡張現実)やMR(複合現実)という技術も、その「コンテンツの中身」が重要になってくるのですが、これらの開発を手がける「ゲームクリエイター」とかコンテンツの「ITデザイナー」という職業の人も、結局プログラミングの技術を使ってコンテンツを作っていくわけです。
今年の年末か来年には、「しょうらいの夢は?」と聞かれた小学生から、「えーとねー、カリスマゲームクリエイターになってがっぽりかせぐ♪」なんて返事がかえってくるんでしょうね。
「流行語大賞」でも、「カリスマEスポーツクリエイター」とか「カリスマVRデザイナー」なんて用語がきかれるようになるでしょう。
「修得すべきなのは子供たちだけではない」
もう、うすうす勘づいているかたも多いかもしれませんが、実はプログラミングを学ばなければならないのは、子供たちだけではありません。
むしろ、この先まだ30年も40年も現役で働かなければならない、すでに社会にデビューしている「若い社会人」こそ、「早急に」プログラミングの知識を身につけていくべきなのです。
わたしたちは実際に街でその光景を目にしないと、ついつい「まだどうせ先の話しだから・・・」と目をそむけようとします。これは人も動物である以上、ある意味自然な心理反応です。
でもある程度の知識を身につけるためには「数年単位の時間」というものが必要ですよね。
実際にその光景を身近で目の当たりにしてからでは、「すぐ身につける」なんてことは不可能なわけです。
わたしはすでに50代の後半ですが、20代・30代のかた、40代のかたも今後の社会の大変化を考えると、プログラミング知識を身につけるべきだと強く感じます・・。
ここ15年ほどのビジネス環境の変化や世の中の移り変わりは非常にスピードアップしていて、わたしの若いころからの経験値を基準にしていると「あまりにも速すぎるよー!」という感覚です。
でも「本気になったウサギさんは決して待っててくれないんだね・・・」という感じです。
「変化に対応しなければならない」、「人のペースにあわせざるを得ない」というのはだれにでもストレスですしけっこう大変なものですが、お互い「自分も変わりながら頑張っていく」しかありませんね!
「プログラミング知識が『必須』になる理由」
今の流れはおよそ20年前の「Windows」の光景とよく似ています。
その頃はまだPCを使えなくても仕事はできました。「おれは絶対にパソコンなんて覚えないよ!」と豪語していた人もいましたよね。
でも、いまのビジネスマン・OLでWindowsを使えない人がいるでしょうか?いませんよね。建築現場の現場監督ですらも当たり前に使う時代です。
PCを使えない人はiPhoneしかもたない人もいます。でもそれだけではやれる仕事、つける職業は限られますよね・・・。
生活はできるでしょうが、高所得はちょっと難しいでしょう。
まぁiPhoneしかつかえなくても、お笑い芸人や芸能人、プロスポーツ選手のように一芸に秀でたものを生かして稼ぐか、「まだいまなら」、顔だし専業YouTuberとして高所得は取れるかもしれません。
でもそれらは安定して長期間にわたり稼ぎを継続することは難しいでしょう・・。YouTuberで高所得をかせげるのも、「一芸がない限り」賞味期限10年以上は難しいでしょう・・。
また、会社によっては「Googleドライブ」しか使用せず、「Microsoft office」がいっさい入っていないPCしかないという会社もふえています。
それのみならず、TwitterやInstagram、Facebook、lineの使い方や特徴、メリット・デメリットくらいは最低限知っていて当たり前の時代です。
ましてや、「YouTubeはおふざけ動画やエンタメ動画しかないんでしょ?」と言うようなビジネスマンは、今の世の中でもすでに怪しいですよね。
ちなみに私は「Web作成ソフトの使い方」に始まり、「スマホ決済アプリの使い方」、「Googleドライブ」をはじめとした先に書いたツールの使い方は、すべて「YouTube」で教えてもらいました。全部この1年ほどの出来事です。
つまりこれからの社会ではWindowsが使えて当たり前なのと同じように「プログラミング知識があって当たり前」という時代になっていくのです。
でもおっくうに思う必要も、心配する必要もまったくありません。「動画」をみていさえすれば分厚いテキストなんてまったく読む必要がなく、あんちょくに身につけることができるんです。 動画をみれば学べるサービス
わたしの資格試験勉強での失敗談
「大手企業が黒字なのにリストラする理由もここにある」
最近の大手企業は「黒字なのにリストラしている」と一部のYouTuberをはじめ一部で批判されていますが(19年中の黒字大手企業のリストラ9,100人/日経)、まずは批判することよりその「理由を理解」して「自分の将来に生かす」ことを考えるべきだと思います。
いま、おもに使われている「リストラ」という言葉は「人員整理・人員削減」と同義語で使われていますが、本来は少し意味が違います。
じつは「リストラ」には「まえむきのリストラ」と「うしろむきのリストラ」があります。
「リストラ」は、本来は「リストラクチャリング」のことで、「再構築・最配置」を意味し、「資産」や「人材」をより「効率よく配置しなおそう」という企業の「血流改善行動のひとつ」なのです。
「まえむきのリストラ」の場合には、「リストラクチャリング」という言葉をつかうほうが一般的です。前向きにもかかわらず「リストラ」と表記してしまうので誤解をうむのです。
会社だって「ぼーッ」としていると血流が悪くなり、世界競争力が落ちてしまいます。ばあいによっては国営放送局某番組の「5才のニューハーフ」に「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と怒鳴られかねません(笑)。
これらの企業の狙いは「よりデジタル世界に秀でた人材」や「若い社員」に「より多くの所得を配分したい」ということなのです(日経)。「若い世代」に「より多くの所得を配分」しようとするのは個人的に大賛成です。
どの会社にも「あのおおメシぐらいの無能部長、はやく辞めてくれよ」って思う管理職、いますよね!
今後、AIを中心とした本格的なデジタル社会への移行(「デジタル・トランス・フォーメーション」)に遅れなく対処していくためには、「東京2020」をひかえ、かつ「あしもとの業績もいい今」が最大のチャンスなのです。
おそらくほとんどの人が、「自分の会社が『第二の東芝』『第二のシャープ』になる」ことは望まないでしょう・・。
業績が赤字でもないのに辞めてもらうためには、かなりの処遇や好条件を用意する必要があります。また、そうしなければ基準法上も認められないでしょう。
だからこそ「黒字の今」でなければできないのです。
企業側にとってもかなり大きな「出血を伴う」はずですから、「株主のスムーズな同意」を得るためにも「業績のいい今」しかないのです。
さらに、今年はアメリカ大統領選挙があります。
じつは「大統領選挙のある年は米国株価は必ず上がる」というジンクスがあります。
金融界をかじった経験のある人間にとっては常識なので、日本の株式市場の先行き感にも安心感があり、「なおさら株主の同意を取りつけやすい」という背景があるのです。
ここ十年ほどのあいだに「企業コンプライアンス」「株主重視」のコンプライアンス概念も急速に上がりましたしね・・。
一見、「なんで黒字なのに・・」と意外に思うかもしれませんが、冷静に理由を考えてみれば企業側の判断はまともな脳みその思考により出てきたものだし、むしろ「英断」だと納得できますよね。
「相手の立場になって物事を考える習慣」が身についている人なら、比較的カンタンに理解できる内容ですね。
実は、日本の国際優良企業は以前はかなりゆとりがありました。たとえば20年ほど前は「Google」も「Facebook」も産声を上げたばかりで、まだ脅威に感じるレベルではありませんでした。
すでに「Amazon」は頭角をあらわしていましたが、基本「ちょっと優秀な本屋さん」にすぎませんでした。当時のサイトデザインはいまとくらべるととても単純なものでした。
もちろん「ベンツ」や「ワーゲン」はその頃から元気でしたが、「トヨタ」「日産」は勝てたんですね。「GM」や「クライスラー」なんて今では見る影もありません。
つまり昔は戦わなければならない相手はほとんど見当たらなかったのです。
でも今は違います。Google・Amazonをはじめとする「GAFA」はもちろんのこと、中国の「Huawei」や「haia-ru」とも戦わなければならないのです。
ではGooglもAmazonもどのようにして、わずか20年ほどのあいだに「世界を牛耳る」とまでいわれるような巨大企業になったのでしょう?
やはり「プログラミング」ですよね。ひとつではないけど、もっとも根本的な要因はやはり、「スーパープログラミングスキル」を生かした「スーパーシステム開発能力」というべきでしょうね。
中国でも同じことがおこりましたよね・・。実は日本の「ハイスピードポケットWi-Fi」は現行型はすべて、大手キャリア・UQWiMAXとも「Huawei」製品です。
ただ大手キャリア4社は「「Huawei」は今後採用しない」旨を表明しており今後順次、製品の採用メーカーは入れ替わっていくはずです。事実、「UQWiMAX」の一部製品で「New」のマーク付き商品に「NECプラットフォームズ株式会社」製品が1月20日ころ追加されたのを確認しました。
世の中がPC社会に変わり始めた20年前、ほとんどの人がまさか中国であれだけの世界的な優良企業が育つとは思っていませんでした。
なぜなら、当時の中国は今の北朝鮮とほとんど同じような政治体制だったからです。「世界的企業なんて育つはずがない」とタカをくくっていたのです。
「まとめ」
べんきょうのコツは「無理なくできる時間だけやる」ことから始めることです。
慣れないことをいきなり沢山やろうとしても誰でもココロが折れます。
ちなみにわたしも「勉強」はキライです。なので「勉強」とはいわず「自分のアップデート」と思うようにしています。
みなさんも、たとえば「よりおいしいスイーツの最新情報」などは日々アップデートしますよね。「よりカンタンな家事のやり方」なんかも、情報が目にとまればアップデートするでしょ?!
それとなんら変わりません。人は毎日「自分をアップデート」して生きていく動物なのです。
具体的なやり方は、なんとなくTVをみている時間を30分だけ「動画をみる時間」に入れかえて、徐々に慣れていくだけです。
続けられるコツは「カンタンにできる方法」を選択し、できれば「楽しいもの」「苦にならないもの」を見つけることです。
いくつか楽しくつづけられそうなサイトをあげてみます。
■ 「動画で気軽に」みるタイプのサイト 「スキルハックス」公式サイト
■ ビデオチャットで「二人だけで楽しく会話しながら」すすめるタイプもありますよ。
楽しそうです(^^♪。 「CodeCamp(コードキャンプ)」公式サイト
■ 「少人数で和気あいあいと」スクールに通うタイプ。共通の問題を共有する「仲間との交流」もできる! 「Code Village(コードビレッジ)」公式サイト
ちなみに多くの重要な情報が日々流れている現代では「TVの情報だけ」に頼って生きている人は取り残されると思います。
朝の「ワイドショー」や夕方のニュース番組を見ても、「どーでもいいですよー♪」とつぶやきたくなる内容が多すぎます。
たとえば、すでにひと段落しましたが沢尻エリカの「違法薬物事件」にあんなに長い時間を使われるとへきえきして、すぐChをかえたくなります(ホントは好きな芸能人ですが)。
地方都市の「火事」の報道・交通事故の報道もほとんど要らない情報です。
また以前はトランプ氏が映るとストレスになるのですぐChを替えました。今さら泣きついてくる「隣の国の今の大統領」のニュースも同じです。
そんなどうでもいいことに時間をうばわれているあいだにも、もっとあなたに大事な情報が、日々どんどん増えているのです。それが「流れが早すぎる現代」というものなのです。
ちょっと横道にそれましたが、私自身も、「人生100年時代」なんておどされて「一体いつまで勉強しなきゃいけないんだヨ!」と、
ついついグチも出ちゃうのですが、まぁ「動画みてひまつぶし」すると思って、そこはとりあえずスルーしましょう。
そんなわけで、わたしにも、あなたにも、カンタンに「できるんデス!」!
さぁ今日から一緒に始めましょう! 「Yes We Can !」 (なつかしい!)
みなさんの参考になれば幸いです。
今日もご覧いただきありがとうございます。