健康コラム54 健康にこだわる理由 | 長生きより日々幸福感を実感すること

54 健康にこだわる理由 | 長生きより日々幸福感を実感すること (2021.4.13)

大田区訪問女性用アロママッサージラクラス ちょうちょさん


私は健康についての記事をたくさん書いているので、「この人、よっぽど長生きしたいんだろうなぁ・・・」と思われているかもしれません(笑)。

でも実際はむしろ逆です。あまり長生きしたいとは思いませんし、「ある程度のところでコロリと行けたらいいな」と思っています。

現在58才で(1962.8生まれ)、これまで若いころ夢見たような大きな夢を成し遂げては(まだ)いませんが、それなりに良くやってきた人生だと納得しています。

毎日の日々も「特大の幸福感」というわけではありませんが、日々幸せを感じていますし、あちこちに感謝しながら生きていますから、自分でも良い人生だと思っています。

ちなみにわたしは「特大の幸福」は望んでいません。かりに自分の望みが全部叶えられてしまって、目標や夢がなくなったら、むしろそれは「不幸なことだ」と思っています。

「特大の幸福感」に充たされてしまうと、人は自分を見失い、人の苦しみに気づいてあげることもできず、おごり高ぶり、目指すべき「夢」も見失ってしまいます。私はこの状態は「幸せ病」という病気だと思っています。

一時的な特大の幸福感は自分を不安にさせるし、特別長生きな人生もあまり望んでいません。

では、なぜ健康を大事にしているのかというと、ひと言でいえば体調が悪い状態や病気の状態は「不幸感が大きくなり、その分、幸福度が落ちる」からです。

カラダのどこかに調子が悪いところがあると、不安感を抱え、気持ちはいつも後ろ向き、その結果希望を持てない毎日を送らなければなりません。自分に自信がもてず、卑下したり、将来に夢をもてない日々が続くのです。これってとても不幸なことですよね。

当たり前ですが、人はみな、「西暦何年」の「何月何日」に自分が「死ぬ」のか、全くわかりません。

でも人はそ日までは「生き続けなければならない」のです。

ですから、「死ぬその日までは幸せな気持ちを感じて生きていたい」というだけなのです。

人はいつか必ず死にます。極端な話し「生まれたと同時にすでに死にはじめている」とさえいえます。

でも生きている以上、「今日もいい一日だった」「何事もなくみんなと笑顔でやり取りできた」「きょうも頑張れた」「多少なりとも世の中の役に立った」

「こんな自分でも、社会の役に立ってるなんて、それだけでも幸せなことなんじゃない」と思える毎日であれば、それでいいのです。

そのためには健康で「今日もカラダは調子いいよー!」「ぜっこうちょう!」「ぜったいきょうもいい一日だぞー!」という思いで、「その日」まで生きて行こうということなのです。

これが「お年ごろ」をむかえたわたしが健康に気を配る理由であり、できれば自分の周りの人にも健康でいて欲しい理由です。

ただ若い方には、はじめからこんなこじんまりした幸福感を求めるのではなく、夢・目標は大きいものを描いてほしいとも、陰ながら思っています。

なぜかというと、若いうちは自分の可能性がどれほどのものなのか、自分でもよく分からないからです。笑顔を忘れず頑張っていると、思わぬラッキーや奇跡ともいえる出来事もえてしておこるものです。

チャレンジして挫折し、また立ち上がってやってみたら手ごたえを感じ、また壁にぶつかって最後にはそれを乗り越えていけるパワーが隠れているのです。

悩ましいのは、その秘めたパワーは自分でもほとんど気づかないものだということです。「Boys Be Ambitious!」。若いうちはひんしゅくを買わない程度に野心的であるべきです。

そして今の世の中は性別に関係なくやりたいことには何でもチャレンジできる素晴らしい時代です。ですからクラーク博士のこの名言は今は「Boys &Girls Be Ambitious!」と読み替えてとらえるべきだと思っています。

ちょっと横道にそれましたが、人生には夢も希望も、日々の充実感・幸福感もぜったい必要です。

そのためにはメンタルを明るく保つ適度な楽しみも娯楽も生物学的な欲求の充足、恋愛、人との楽しいひと時も必要でしょう。

心理学研究者は、例えば「再来週の週末はTDLに行こう」というような、近い将来に幸せな気分になれる予定を意識的に作ると、その日に向かって毎日が幸せな気分でいられるとも説きます。

みなさんも「今日もいい一日だった~♡」という思いで一日を終えられるよう、些細な事でも楽しいみを増やし、「笑顔」で毎日を過ごしていきましょう(^_-)-☆。

ちなみに悪いことがあっても、心のなかで「スマイルスマイル」とつぶやきながら口角を上げて笑顔を作るようにしていれば、緊張がゆるんでなんとなく気が楽になります。なんとなく根拠のない前向きな気持ちになれます。

毎日笑顔を忘れないよう明るい雰囲気の自分を半年も意識して過ごしていれば、周りがだんだん変わって行き、思わぬうれしいことが起こり始めるものですよ♡。

これも「笑う門には福来る」のひとつです。この「笑う」ということばには「笑み」という意味も「笑顔」という意味も含まれているのです。

今日もご覧いただきありがとうございます。

(文:リンパケアセラピスト・整体ボディーケアセラピスト/西片清)


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