健康コラム/14 「若さの源!テストステロン」 (2019.10.2)
皆さん、私たちのカラダの中には若さをたもってくれるありがたーい「お宝ホルモン」があるのをご存知ですか?
そのホルモンは「やる気ホルモン」とか「前向きホルモン」「長生きホルモン」「 記憶力アップホルモン」「精力アップホルモン」・
「若返りホルモン」とも言われ、それはそれはスパらしーいホルモンです!スパらしい!ワンダフォー!というほかありません!
その名は「テストステロン」です。 筋肉から分泌されて血液にのってカラダの全身にまわりいろいろな細胞に刺激をあたえるのです!
テストステロンの役わりのひとつは「もっと筋肉をつくってー」というメッセージを出すことでです。血液にのって脳だけでなく全身の臓器(ぞうき)にはたらきかけるのです。
以前は男性ホルモンと呼ばれ、基本的には男性のほうがたくさん持っているのですが、女性でも沢山持っている人はいて、最近のいわゆる「草食系(そうしょくけい)男子」よりはるかに多い人もいます。
そういう女性は会社経営者をしていることが多かったり政治家として活躍している人が多かったりするといわれています。
筋肉からだけではなくもう一つ「骨から出ている若返りホルモン」もあります!その名は「アディポネクチン」です!素晴らしい!
そんなホルモンが「だれのカラダの中にもある」なんて素晴らしいですよね!スバラシイ・すばらしい♪としかいいようがありません!
じゃあ「テストステロン」「アディポネクチン」を増やすにはどうしたらいいのでしょう?
それは「筋肉」や「骨」に刺激(しげき)を与えてあげること、「使うこと」、「きたえる」です!
具体的にいえば「運動」をしたり「散歩」をしたりして筋肉や骨に力をいれたり衝撃(しょうげき)を与えたりすることでふえるのだそうです!
「アディポネクチン」を出すには骨への「衝撃(しょうげき)」が必要です。「どすんドスン」という「振動(しんどう)」が必要なのです。
そのため自転車こぎではほぼ出ません。ジョギングや階段を下りるのが有効的です。
でも、なかなか運動やさんぽに時間をさけない忙しいビジネスマンが多いので、「エレベーターじゃなく階段」とか「立ったまま仕事をするデスク」とかがはやったり、
スティーブ・ジョブスさんや三木谷社長(楽天)が「さんぽミーティング」をしたりしているのでしょう。
ちなみに「さんぽミーティング」は「気張らないですむ」「リラックスできる」「セロトニンがでて健康効果がある」「リラックスしているから『場』の空気を気にせず素直に普段から感じていることを言える」
「会議ではなく『雑談レベル』で語り合える」「ちょうどいい気晴らしになる」など、テストステロン目的以外の効果もとてもいい相乗効果になるはずです。
少し横道にそれましたが、ほとんど家から出ず引きこもりの状態でテストステロン・セロトニンが少なくなってしまうと当然うつ気味になったり後ろ向きな思考が増えてしまったりします!
外に出て日光も浴びないとセロトニンも減りますからこれもうつを悪化させます。
またセロトニンは夕方からは「安眠ホルモン」「カラダの酸化修復ホルモン」「免疫強化ホルモン」でもある「メラトニン」に変化しはじめますから
セロトニンが少なければメラトニンも少ないわけで、夜もよく眠れず、それがストレス につながってやはりうつを助長する要因ともなってしまいます。悪循環ですよね!
こんな素晴らしい体内ホルモンを誰もがもっているわけですから、やっぱり「人間はカラダを動かして仕事をしないとダメなんだなぁ」とつくづく感じます。
皆さんもどんどん筋肉を動かし、歩き、軽い運動もして「若さの源・テストステロン」をどんどん出しましょう!
「病気の9割は歩くだけで治る Part 2」にはその他にもたくさんの素晴らしいホルモンが分かりやすく紹介されています。
そのほか「歩くだけでもがんが改善した」とか沢山の病気が改善したり完治したという事例が沢山出ています。もちろんぜんぶ筆者自身がアドバイスして良くなった自分の患者さんの実際の事例です。つまり「実体験」です。
また文体や文章の奥行きなども素晴らしくとても良くできた本です。
先生の医療費を削減しなければならないというポリシーも素晴らしいと思うし、医師として患者に寄り添い・向き合うポリシーも素晴らしいと思います。
「前向きにそして、できるだけ毎日を幸せにすごしたい」と思ったならば、ぜひ手に取って読んでみてください。
今日もご覧いただきありがとうございます。
(文:リンパケアセラピスト・整体ボディーケアセラピスト/西片清)
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